★取材・出演・講演のご依頼について★

飯田泰之(いいだ・やすゆき)への連絡先について……

取材・出演・講演のご依頼は,
【メール】iida_staff@yahoo.co.jp
【電話】 03(5370)7908
【FAX】 03(5370)7912
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学会関連以外の連絡は大学ではなく上記にご連絡下さい.
大学広報経由での連絡はレスポンスが大幅に遅延する可能性があります.

もう直前ですが。。。自動運転社会総合研究所

 なんだか明治大学の広報課のようなエントリが多くてゴメンよ

 

 明治大学では,4月より文理融合研究拠点として「自動運転社会総合研究所」を設立することとなりました.画像認識等の技術面とその実装に関する法制度の整備を研究し,なかでも人口希薄地域や農地・林地での自動運転技術の普及をスムーズに進めることを目指しています.

 これまでの活動は,NHK(↓)はじめ新聞各紙などでも取り上げられてきましたが,その実証実験の場として自治体と連携することで,より実践的な試みにしていく予定とのことです.

 飯田関係ないじゃん!と思われるかもしれませんが,同研究所の設立に際して事務的な手続きを担当したため,ちゃっかり研究メンバーの末席にも加わっております.

 

 本件に関連しまして,4/28(水)11:00より,設立に関する記者会見が行われます.メディア関連にお勤めの方でご興味ありましたら,下記フォーム(といっても画像なので使いづらくて恐縮です。。。広報まで電話・メールいただければすぐに対応いたします)を参考に,ちょっとやって下さいmm

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 挨拶と設立趣意書の報告にとどまらず,コアとなる研究メンバーからの研究方針の発表が計画されており,記者会見なのに一時間弱+囲み取材・・・と今後自動運転に関する取材先・コメンテーターを捜していらっしゃる方にも有用な情報提供になるのではないでしょうか?

 

『陰謀の日本中世史』(呉座勇一,角川新書)

 

 真田モノ(【おまけ2】参照)を立て続けに読んでいたら,歴史は全部陰謀で動いてるような気分になってきたので解毒剤を。。。と思っていたら,そのものズバリの,しかも大ベストセラー学者の呉座先生の本が出てました. 

陰謀の日本中世史 (角川新書)

陰謀の日本中世史 (角川新書)

 

  前著『応仁の乱 - 戦国時代を生んだ大乱』 (中公新書)とは異なり,非常に読みやすい本です.歴史に関する陰謀論といえば,本能寺と関ヶ原が中心かと思いきや,保元・平治の乱から北条家の得宗体制成立,そして観応の擾乱応仁の乱まで……かくも長い時代を取り扱いつつ,

・各論点の簡単なおさらいと教科書的な解釈

陰謀論/ちょっと陰謀論っぽい仮説/比較的合意を得ている仮説を整理して紹介

するという構成になっているので,ちょっと日本史忘れつつあるという人でも楽しめる内容で,氏の書き手としての能力の高さが伺われますね.

 このような詳細で簡潔な整理を可能にしているのは,同書が個別の陰謀論を批判することを目的にしているのではなく,終章の「陰謀論はなぜ人気があるのか?*1」に書かれた原理原則を軸にして事象を整理しているからだろう.手っ取り早く情報収集をしたければ,終章を読んでから第一章に戻ると理解が早いと思われる.

 陰謀論によくみられるいくつかの「型」は,歴史ものに限定せず,あぁこういう風に考えがちだよねと思われるものが多い.例えば「事件で一番得をした人間を黒幕だと考える」とか「被害者が本当は加害者だったのだとして説を組み立てる」とかね*2.冒頭に書いてある通り,筆者の陰謀論愛も感じられて,陰謀だけど,さわやかさもある読後感の一冊.

 

 【おまけ1】

 本書の四・五章は,もう一つの読み方として……『応仁の乱 - 戦国時代を生んだ大乱』 (中公新書)『観応の擾乱』(中公新書)を読む前の予習用に好適.この二冊読みながら,「あれ?その人だれだ?」と時々読むのが止まってしまった僕としては・・・『陰謀』を先に読んでおきたかったなぁ。。。 大ベストセラー二冊を読みこなせなかったという人は,『陰謀』読んでからだとかなり理解しやすくなるので,リトライしてみては?

 

【おまけ2】

 幡大介の真田合戦記シリーズ.武田義信が粛清されたあたりで止まってしまっている(1年ほど新刊が出ていない)ので大変残念。。。真田幸隆(幸綱)にすごい巻数を割いた意欲作♪ 幡大介氏好きな書き手なので,氏そのものについてまとまった素人感想を書きたいな.

真田合戦記: 幸綱躍進篇 (徳間時代小説文庫)

真田合戦記: 幸綱躍進篇 (徳間時代小説文庫)

 

 

*1:そういえば,過日『Science』に出たhttp://science.sciencemag.org/content/359/6380/1146.fullの話に通じるかもしれない.

*2:本書ではこれらをミステリにありがちな手法と書いてますが,社会派じゃないいわゆるミステリ好きとしては,ありがちなミスリーディングネタと感じてしまいます(笑

「対話が誘う文理融合の世界」シンポジウムのお誘い

 

明治大学でのイベントお誘いです

平成28年度私立大学ブランディング事業

「Math Everywher数理科学する明治大学」公開シンポジウム

「対話が誘う分離融合の世界」

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http://www.meiji.ac.jp/koho/math-everywhere/symposium2018

 

2018年3月17日13:30-18:00

明治大学駿河台キャンパス アカデミーホール

入場無料 

   豪華登壇者による,数理科学と社会のかかわりに関する議論の場になる予定です.イメージとしては,先端的な数理科学の研究紹介をして,そのあとに僕のような人文・社会科学系の教員が混じって,その社会的意義について対談する~みたいな流れ.

 私は,第四部錯視のところで登壇です.視覚の不思議とそれをもちいたアーキテクチャー型の権力,そしてパターナリステックリバタリアンのお話などをしたいと思います.

 

 内容もさることながら,このシンポジウム……お土産が豪華です(笑)

・立体錯視小型模型

・2018年度版月の満ち欠けカレンダー

がもれなく*1もらえます.

 

立体錯視ってなんじゃ?と思われたかもしれませんが,こういうの↓


大学のロゴマークが、鏡の中でハートに見える!?

 手前にある明治大学のロゴが,鏡の中ではなぜか二つのハートマークに.んで,動画を見ていくと……なんか頭がぐにゃっとなりそうな立体錯視の小さな模型の実物をもらえる.自分で遊べるし分解もできる!
 お得なシンポジウムですので,土曜の午後の暇つぶしにもうってつけですよ♪

 

 

*1:一応先着1000名までですが……そもそもキャパが約1000人の会場なので

11月23日は明治大学アカデミックフェスに行こう!

来る11月23日(祝),明治大学アカデミックフェス2017が明治大学駿河台キャンパスで開催されます!

 

www.meiji.ac.jp

 アカデミックフェスって何ぞ? と思われるかもしれませんが,教員がやる文化祭みたいなもんだと思って下さい.大学での研究内容や産学連携プロジェクトの紹介,企業とのマッチングコーナーなど多彩なイベントが用意されています.

 その中で,午後まるまるぶち抜き企画として,

 

明治大学×シノドス「知」の回廊

 

という企画を開催することになりました. 

 第一分科会はLGBTと多様性!

 「多様性ある社会とは何か」

アカデミーコモン2F 13:00-14:30)

 

民主主義とは「多数派」のものではなく、異なる少数の意見をも含めた民意をいかに合意形成へと向けて行くのかという不断の努力です。昨今、性的少数者の人権について、さまざまな分野での問い直しが進められています。同性間のパートナーシップを公的に認めるというのもその一つです。この他、立法、メディア、社会運動などさまざまな現場において、多様なセクシュアリティジェンダーの形と向き合うためことを求める声も育っています。人々の権利とは。社会の規範とは。豊富な事例をもとに討議します。

 
司会:荻上チキ

登壇者:明智カイト(「いのち リスペクト。ホワイトリボン・キャンペーン」代表)、増原裕子(株式会社トロワ・クルール代表取締役)、鈴木賢(本学法学部教授) 

  第二分科会は日本経済のこれから!

「人口減少と日本経済」

アカデミーコモン2F 14:50-16:20)
 
長期的な人口減少過程にある日本経済では,人口オーナスの元で経済政策の運営を行わなければなりません。これからの日本経済にとって社会保障はどのような見直しが要されるのか、新技術は経済成長と所得分配にどのような影響をもたらすのか、そして人口減少下の日本経済にとっての希望とは何か。リーディングエコノミストによる発表と討論を通じて考えます。(※プレスクローズ企画のため本セッションの取材はご遠慮下さい)

司会:飯田泰之
登壇者:片岡剛士(日本銀行政策審議委員)、井上智洋(駒澤大学経済学部准教授)、加藤久和(本学政治経済学部教授)

 第三分科会は日本におけるリベラルを再考する

「日本にリベラルを導入するために」
アカデミーコモン2F 16:40-18:10)

 

保守・右傾化が進む日本の政治社会にあって、はたして今後リベラルに存在する余地はあるのだろうか?ヨーロッパ19世紀以来の「リベラリズム」の概念史をたどりつつ、「革新」や「進歩派」といった日本的な左派との差異を論じながら、格差や不公正を解消し、自由で多様な生を生きることを目指す、単なる「反権力」ではないリベラルの可能性について議論します。

 

司会:芹沢一也

登壇者:北田暁大東京大学大学院情報学環教授),高史明(東京大学大学院情報学環特任講師),高山祐二(本学政治経済学部准教授)

 

シノドス企画以外にも盛りだくさんの一日になりそう! 私はフェス全体のコーディネータも兼ねているので,当日は会場周囲を飛び回っているかと思いますが,ふとすれ違ったら,声をかけてやってください♪