まだ生きてたんかい♪

finalvent氏経由で,朝日新聞社説希望社会への提言(6)―安心勘定・我慢勘定に分ける

年収の10倍以上もの借金を抱えている家庭があったら、ほぼ破産状態といっていいだろう。それと同じ姿なのが、日本政府の財政である。税収などが57兆円しかないのに、600兆円もの債務残高を背負い込んでいるからだ。

これだけ多いとピンと来ないかもしれないが、生まれたばかりの赤ちゃんを含めて、国民1人あたり480万円の借金を抱えている計算なのだ。

もし手元に拙著のp149とp153を参照下さい.

国と地方を合わせた日本の借金は平成18年度末には750兆円を超える見込みだ.これを国民一人当たりに直すと約600万円になる.90年代の「垂れ流し」財政によって,四人家族を想定すると,ひと世帯当たり2400万円もの借金を負わされている.2400万円の借金と聞いて平然としていられる人などいないだろう.【『ダメな議論』p149】

上の表で示した国家財政を家計に例えると,その深刻さは明らかだ.月収54万円に対しローン返済が21万円,消費が56万円とこの時点で既に破綻している.にもかかわらず【『ダメな議論』p153】


参考文献に『ダメ』入れて欲しかったなぁ♪