結構嬉しいもんです♪

 大学の定期試験が終わるやいなや……今度は本学は早くも入試の時期です.本年の2月T方式入試*1の受験者は大学全体で昨年比606人減の14,646人.今年から始まった全学部統一入試*2が2,284人となかなか人気なので多少「吸われた」部分も考えるとなかなか好調です.

 ただし……僕が所属する経済学部は613人減.要するに駒大の受験者減少への寄与度1以上.経済学部人気の低迷なのか,うちの大学特有の理由なのか恐ろしいところですね.せめてもの救いは相変わらずセンター利用方式の志願者は増え続けているところでしょうか.

 さて,大学教員にとって入試というと「大学の将来への不安」「業務集中」とつらいことばかりですが,今年はなかなか嬉しい話題も.といいますのも,現在終了時点で拙著『ダメな議論』が2つの大学・大学院で入試問題として利用されました.

福島大では第2章の俗流若者論に関する部分,愛知大は第1章冒頭からの抜粋を小論文課題とするモノです.なかなか難しそう…….

 入試問題になるのってなかなか嬉しい.

 またのご利用を心からお待ち申し上げております.

*1:いわゆる一番一般的な入試

*2:1日のテストで希望する学部に出願する方式