ラジオウィークはじまるよ

 明後日日曜の深夜より……毎日ラジオ出演の「飯田泰之ラジオ祭り」が開始されます.そしていづれの放送も2週遅れくらいでアーカイブを聞けますが,ラジオをお持ちの方は是非アンテナを伸ばし,周波数をあわせ,システムの中に組み込まれてしまう前に僕のお話でも聞いてみてやってください.

 まずは昨年もお邪魔させていただいたTBSラジオのLifeから.16日のテーマは「Life政策審議会」とのこと.若者に必要な政策は何か.リスナーの望む政策は実現可能なものなのか……Lifeのみなさんと社会学者の樋口明彦さん,そして僕で語っていきたいと思います.

charlieです。


「国家があなたのために何をしてくれるかではなく、
あなたが国家のために何をできるかを問うて欲しい」


 大統領就任演説でそう述べたのは、J.F.ケネディでした。この言葉をどのように解釈するかについては色んな見方があるでしょうが、
人々が国家や社会の「お客さん」ではなく、自分たちも国や社会を作っていく役割を担う一員なのだ、という意味だと僕は考えています。
 この8月の選挙は、確かに大きな意味を持っています。しかし、候補者は口当たりのいいことしか言わないし、偉い学者先生でも、煎じ詰めれば「投票に行こう」ってな結論しか出せていないのが現状。それに対して、お仕着せの選択肢を選ばされる「フツーのヒト」でいるだけでいいのか?という思いが、ずっと前から僕にはあります。
 若い世代の地方自治体首長や議員が次々誕生し、経済誌でも「社会の世代交代」が言われるようになりましたが、いま居座っている人たちを追い出せばうまくいくはずだ、ではなく、その椅子に座ったあと、私たちがどんな責任を果たすのか?何ができるのか?ってことが大事なんじゃないかと。
 というわけで今回のLifeは、ゲストに経済学者の飯田泰之さん、社会学者の樋口明彦さんをお迎えして、私たちに必要な政策や、私たちができることについて考えてみたいと思っています。
 飯田さんは経済政策が専門で、「経済成長」の必要性を訴え続けている方で、樋口さんはひきこもり、フリーター、ニート支援策などの現場での調査を通じて、若者の問題に切り込んでおられる気鋭の研究者。「働くこと」や「成長すること」の意味、疑問なんかも、話していけそうです。
 リスナーの皆様からも、「私が望む政策」について、メールを募集したいと思います。
 具体的にああだこうだ、というより、ご自身の体験から、「なんでこんなことが実現できないの?」という素朴なもので構いません。
例えば「働かなくても生きていける社会を実現して欲しい!」とか「社会保障を充実することで、非モテの独身にも優しい社会にしよう!」とか。


色んなご意見、ぜひ番組までメールをお寄せください。
メールアドレスは、life@tbs.co.jp

樋口さん、飯田さんへの質問も、お待ちしてますよ。

とのことです.事前打ち合わせメールでチャーリーに「日銀は金融緩和しろ」以外のこともちゃんと話すように釘を刺されたよ.がんばっていろんな質問・疑問に答えていきたいと思います……まぁ誰が止めてもその話には言及しますけど(笑).みなさんも質問メール
よろしくおねがいします!

 つづいて明けて月曜からは,webラジオ! 月曜〜金曜の16:45-17:00にJ-WAVE Branew Jで本の紹介をさせていただきます.1日1冊で5冊.どんな本をセレクトしたかは聞いてのお楽しみ.まぁもちろん自著の宣伝もしてますが(笑)
 しか〜し!単なる本の紹介番組と思ってはいけません.カツマーはもちろんのこと,本blogの主要読者であるリフレ・シンパは是非是非聞くべきお話をします.はっきりいってびびるよ.

 そうだwebラジオ紹介するならこちらも紹介せにゃあ.今回は出張中のため出ませんが,うちのゼミのヤマシタ&オカダが出ると思われるので,暇な人は聞いてやってください♪